クラドリビン(代謝拮抗剤)
ロイスタチン(ヤンセン・ファーマ)
ロイスタチン(クラドリビン)は米国のスクリップス研究所で開発された薬剤 ヘアリー細胞白血病に用いられる代謝拮抗剤。 DNA合成抑制作用があり、ヘアリー細胞白血病、低悪性度または濾胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫の 治療薬として認可されている。 ヘアリー細胞白血病(欧米型)には高い効果を発揮するが、それ以外のタイプでは、効果があるものの欧米型に比べると効果が落ちるといわれる。
【対象】
ヘアリー細胞白血病、低悪性度非ホジキンリンパ腫、 濾胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫
【副作用】
骨髄抑制、易感染症、嘔気、嘔吐、口内炎、発疹、下痢、肝臓障害など
【注意点】
腎臓や肝臓に障害がある場合は、副作用の増大が考えられ医師と十分に相談した上で使用。